辻クリニック 
住所:〒612-0889 京都府京都市伏見区深草直違橋9丁目184−2 
電話: 075-641-3073

粉瘤・皮下腫瘍の日帰り手術

粉瘤・皮下腫瘍などの日帰り手術を行っております

粉瘤・皮下腫瘍などの日帰り手術を行っております当院では、粉瘤、皮下腫瘍(特に脂肪腫)の日帰り手術を行っております。長く放置していたけれどやっぱり気になる、最近になってできものを見つけた、できものが大きくなってきたという方は、当院にご相談ください。
経験豊富な外科医が、正確な診断と適切な治療法をご提案します。

粉瘤・脂肪腫とは

粉瘤(アテローム)

粉瘤(アテローム)良性の皮膚腫瘍の一種です。「アテローム」とも呼ばれます。
多くは原因不明で、毛穴の一部が内側へとめくれて袋のようなものを形成し、そこに皮脂などが溜まり少しずつ大きくなっていきます。外側からは、皮膚が丸く盛り上がったしこりのように見えます。腫れて痛みを伴うこともあります。
良性腫瘍ですが、放置しているとだんだんと大きくなっていきますので、できるだけ小さなうちに切除されることをお勧めします。

脂肪腫

良性の皮下腫瘍の一種です。

皮下の脂肪組織の増殖によって起こり、多くの場合、徐々に大きくなっていきます。外側からは、やわらかいできもののように見え、粉瘤とよく似ています。
基本的に痛みはありませんが、神経を圧迫するように位置していたり、大きくなったりすると、痛みが生じることもあります。
粉瘤と同様、放置しているとだんだんと大きくなるものがほとんどです。治療は、手術による摘出が適応となります。

当院の日帰り手術の特徴

1、最小限の切開で傷痕が目立たない

最小限の切開で傷痕が目立たない高度な技術により、切開を最小限に留めます。そのため、傷痕も小さくなります。なお、粉瘤や脂肪腫が小さければ小さいほど、傷痕も残りにくくなります。

2、局所麻酔で痛みがほとんどない

局所麻酔で痛みがほとんどない局所麻酔をかけた上での手術ですので、手術中はほとんど痛みがありません。手術後は、患部にさえ気をつけていれば、すぐに日常生活に戻っていただけます。

3、大学病院、総合病院で外科医として勤務した経験

大学病院、総合病院で外科医として勤務した経験粉瘤や脂肪腫の手術は、日本外科学会指導医が行います。大学病院、総合病院での外科治療を多数経験しております。安心してご相談ください。

手術の流れ

1ご予約・診察

ご予約の上、受診していただきます。粉瘤や皮下腫瘍の診断を行い、手術の適応となるかどうかを判断します。適応であれば、手術についての詳しい説明を行います。患者様のご同意が得られましたら、手術日時の予約をします。

手術

局所麻酔の上、手術を行います。手術後は患者様の健康状態、意識の状態をチェックした上で、ご帰宅いただきます。また、次回のご来院日の日時を決定します。

術後の診察

抜糸、術後の経過観察を行います。治療の終了後も、何か異常に気づいたとき、心配になったときには、すぐにご連絡ください。

日帰り手術の費用

粉瘤・脂肪腫の手術には、健康保険が適用されます。費用は、粉瘤・脂肪腫の大きさ、数、手術の方法によって異なります。
以下は3割負担の場合のおおよその費用です。1割負担の方は、表の費用の三分の一を目安としてください。
なお、「露出部」とは医療、特に診療報酬の計算の際に使われる言葉で、頭、顔、首、肘から下、膝から下の部分を指します。

粉瘤の直径 費用(保険適用・3割負担)
露出部の粉瘤 2cm未満 ¥5,310~5,910
2~4cm未満 ¥11,340~11,940
4cm以上 ¥13,410~14,010
露出部以外の粉瘤 3cm未満 ¥4,170~4,780
3~6cm未満 ¥10,020~10,630
6cm以上 ¥12,810~13,420

粉瘤・皮下腫瘍のQ&A

粉瘤と脂肪腫の違いは何ですか?

脂肪腫は、皮下で脂肪細胞が増殖してできる文字通りの“脂肪のかたまり”です。アテロームのことを脂肪腫と呼んでいることもあるようですが、全く異なります。
基本的にどちらも悪性腫瘍化することはないとされていますが、粉瘤はがん化したケースが報告されています。

手術は痛いですか?

注射による局所麻酔の痛みはありますが、手術そのものの痛みはほとんどありません。手術後は、麻酔が切れてから翌日まで痛みが続くこともありますが、痛み止めのお薬を処方いたしますのでご安心ください。

どのぐらいで抜糸するのですか?

顔面の場合は手術から約7日後、手のひら・足裏の場合は約14日後、それ以外の場合は7~10日程度で抜糸を行います。